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メキシコ中銀、利下げを全会一致で決定-追加緩和観測強まる

  • 政策金利を0.25ポイント引き下げ4%にすると決定-大方の予想通り
  • 1月に全体のインフレ率は加速したが、コアインフレ率は安定

メキシコ中央銀行は11日、政策金利を2016年半ば以来の低水準に引き下げることを全会一致で決定した。同国は景気刺激策を切実に必要としており、エコノミストらは今後の追加緩和を予想している。

  ディアスデレオン総裁率いる同中銀は、政策金利を0.25ポイント引き下げ4%にすると決定。1月の全体のインフレ率は予想よりも加速したが、コアインフレ率は安定していた。ブルームバーグが調査したエコノミスト22人のうち16人が今回の利下げを予想。残りの6人は据え置きを予測していた。

メキシコの消費者物価、1月は伸び加速-コアインフレ鈍化

  5人から成る金融政策委員会は声明で「最新の情報に基づくと、インフレ期待を目標の3%に収束させる軌道に沿った水準に保ちながら、金融政策を調整することが可能となっている」と説明した。

  中銀はこれで19年8月から12回利下げを決定したことになる。過去最長の11会合連続で利下げを決定した後、前回までの2会合では、インフレ率が目標上限の4%を下回る水準で定着するか見極めるため、政策金利を据え置いていた。インフレ率は昨年11月以来その水準を下回っており、1月は3.54%となった。

Mexico Cuts Rates

Just two central banks have lowered borrowing costs this year

Source: Bloomberg

  今回の決定が全会一致だったため、金融政策委は3月に再び利下げを決定する可能性が高いと、クレディ・スイスの中南米担当チーフエコノミスト、アロンソ・セルベラ氏が指摘。今回の決定は「予想よりもハト派的だった」とし、「そのうえ、政策金利が下限に達しているとか、中銀が将来利下げする余地が狭まったなどの説明もなかった」と述べた。

Mexico resumed rate cuts as inflation stayed below 4% ceiling

原題:
Mexico’s Unanimous Rate Cut Revives Bets of More Easing (3)(抜粋)

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