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2月11日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎米国市況:S&P500が3日ぶり反発、米国債は下落-原油反落

  11日の米株式相場は、S&P500種株価指数が3日ぶりに反発し、終値ベースの最高値を更新した。先週の米新規失業保険申請件数が小幅減少したことを背景に、米国債は下落した。

  • 米国株はS&P500とナスダック総合が上昇-ダウ小反落
  • 米国債は下落、10年債利回り1.16%
  • ドル下落、対円では104円後半
  • NY原油、9日ぶり反落-IEAが需要見通し下方修正
  • 金スポット5日ぶり反落-ドル下げ幅縮小と利回り上昇で

  S&P500種は前日比0.2%高の3916.38。ダウ工業株30種平均は7.10ドル(0.1%未満)下げて31430.70ドル。ナスダック総合指数は0.4%上昇。ハイテク株中心のナスダック100指数は0.6%上げた。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.16%。

  米株式相場は2月初めに大きく上昇した後、足元で一服感が出ていた。投資家は最新のインフレ指標が意味するところを見極めようとしている。

  クアドラティック・キャピタル・マネジメントの創業者、ナンシー・デービス氏は「インフレは現時点でデータに現れていないが、財政・金融刺激策に加え、経済再開に伴い高まる消費者の繰り越し需要を背景に、インフレは進行するだろう」と指摘した。

  外国為替市場ではドルが下落。ドル指数は昨年11月半ば以来最長の5営業日続落となった。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下。ドルは対円では0.2%高の1ドル=104円75銭。ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.2130ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は9営業日ぶりに反落。国際エネルギー機関(IEA)が世界の石油需要予測を引き下げたほか、テクニカル指標で買われ過ぎのサインが示されていたことから、いったん利益を確定する動きが見られた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は44セント(0.8%)安の1バレル=58.24ドルで終了。2週間ぶりの大きな下落率となった。ロンドンICEの北海ブレント4月限は33セント(0.5%)安の61.14ドルと、1月22日以来の大幅安。

  金スポット相場は5営業日ぶりに反落。ドル指数が下げを縮小し、米国債利回りが上昇したことから、金利の付かない金の魅力が低下した。ニューヨーク時間午後0時51分現在は1%安の1オンス=1824.52ドル。一時は0.3%高となる場面もあった。スポット価格は前日までの4営業日で計2.7%上昇していた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.9%下げ、1826.80ドルで終えた。

原題:U.S. Stocks Snap Two-Day Slide; Treasuries Drop: Markets Wrap(抜粋)

Greenback Extends Decline as Equities Fluctuate: Inside G-10(抜粋)

Oil Snaps Eight-Day Rally After Cut in Global Demand Outlook(抜粋)

Gold Extends Decline With Dollar Losses Ebbing, Yields Rising(抜粋)

◎欧州市況:株は反発、ハイテクやメディアに買い-イタリア債続伸

  欧州株は反発。欧州の新型コロナウイルスを巡る状況に改善の兆しがうかがえるため、買いが入った。引き続き企業決算も注目されている。

  ストックス欧州600指数は0.5%高。テクノロジー、旅行、メディア株が上昇した一方、銀行株は大きく下げた。決済プラットフォームのアディアンは5.7%値上がりし、最高値を更新。前日発表された決算を受け、複数のアナリストが目標株価を引き上げたことが買いを誘った。

  CMCマーケッツのアナリスト、デービッド・マッデン氏はインタビューで、「利回りを見込める代替の選択肢がほとんどない」ほか、米追加経済対策が「いずれは実現する」との期待から、「多くの市場参加者は現状に満足している」と指摘した。

  欧州債市場では、イタリア10年債利回りが4日連続で過去最低を更新した。組閣を要請されたマリオ・ドラギ氏は引き続き新内閣への支持確保に努めている。イタリア債とドイツ債のイールドスプレッドは92ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、過去5年で最小となった。イタリア3年債入札での応札倍率は2年ぶりの高水準だった。

  ドイツ債は上げ幅を縮小。メルケル首相は新型コロナウイルスの変異株に警戒感を示した。ドイツ10年債利回りは一時1週間ぶり低水準に下げた。

主要国債の利回り 
ドイツ10年債利回りは2bp低下のマイナス0.46%
イタリア10年債利回りは4bp低下の0.46%
フランス10年債利回りは2bp低下してマイナス0.24%
英10年債利回りは3bp低下の0.46%

bp=ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)

原題:European Stocks Advance With Technology, Media Leading Gains、Italian Bonds Extend Record-Breaking Gains; End-of-Day Curves(抜粋)

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