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FRB理事候補にクック、スプリッグス両氏支持の動き-関係者

更新日時
  • ミシガン州立大教授のリサ・クック氏、就任すれば黒人女性初
  • ウィリアム・スプリグス氏はAFL・CIOのチーフエコノミスト

1人が空席となっている米連邦準備制度理事会(FRB)の理事候補に、ホワイトハウスの複数の高官や政権外の関係者が支持するエコノミストとして、リサ・クック氏とウィリアム・スプリッグス氏の2人の名前が挙がっている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  検討作業が非公開であることを理由に匿名で語った関係者によれば、ホワイトハウスはクック、スプリッグス両氏のいずれについても正式な身元調査や面談のための接触をまだ行っていない。

  ミシガン州立大学で教鞭(きょうべん)を執るクック氏は、大統領経済諮問委員会(CEA)メンバーのヘザー・ブシェイ氏が共同で設立したシンクタンク、ワシントン・センター・フォー・エクイタブル・グロースの運営委員会にも所属する。イエレン財務長官も以前に同運営委員会に所属していた。

Federal Reserve Jackson Hole Economic Symposium

リサ・クック氏

撮影:David Paul Morris / Bloomberg

  米労働総同盟産別会議(AFL・CIO)のチーフエコノミストで、ハワード大学教授のスプリッグス氏は、オバマ政権で労働次官補を務めた。

  バイデン大統領は空席のFRB理事ポストを埋める候補者についてまだ検討に関与しておらず、差し迫った発表の予定もないという。

  ホワイトハウスの報道官はコメントを控えている。クック氏にも問い合わせたが返答は得られていない。スプリッグス氏は、ホワイトハウスから接触はないと語った。

  クック氏が指名・承認されて就任すれば黒人女性初のFRB理事となり、スプリッグス氏が指名・承認されて就任した場合、故アンドルー・ブリマー氏、故エメット・ライス氏、FRB副議長を務めたロジャー・ファーガソン氏に続く黒人男性として4人目のFRB理事となる。

  バイデン政権は経済課題の一つとして、主要な連邦機関ポストでの多様性を尊重し、格差を是正する取り組みに重点を置いている。

原題:White House Officials Back Economists Spriggs, Cook for Fed(抜粋)

(スプリグス氏に関する情報を追加して更新します)
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