, コンテンツにスキップする

ECBのビルロワドガロー氏、社債プログラムに環境基準の導入を提案

  • 「ECBのバランスシートを脱炭素化し始めることを提案する」
  • 気候変動に取り組む「決意」で「一段の行動」を表明-ECB総裁

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス銀行(中銀)総裁は、社債購入プログラムに気候関連の基準を導入する必要があるとの見解を示した。より環境に配慮した金融政策を策定することに多くの議論があるが、ビルロワドガロー氏もこの論争に加わった格好だ。

  同氏はパリで行われた気候ファイナンスに関する会合で、「ECBのバランスシート上であろうが、担保としてであろうが、全ての企業資産を対象に実践的かつ漸進的、さらに的を絞ったやり方でECBのバランスシートを脱炭素化し始めることを提案する」と述べた。

  ECBはこれまで、量的緩和(QE)プログラムにおいて環境基準を基に特定の資産を積極的に差別化することは避けてきた。一部の当局者はECBが物価安定という責務から乖離(かいり)し、支援する産業を選択することで中銀としての独立性を損なう恐れがあると懸念している。

  ただ、ラガルドECB総裁は気候変動対策に関与しないことはないとの姿勢を明示。今週の欧州議会でECBは「決意」しており、「一段の行動」を取っていくと表明した。

原題:ECB’s Villeroy Proposes Climate Leap for Corporate Bond Program(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE