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「一帯一路」電力事業、パキスタンが中国に債務救済要請へ-関係者

  • 中国の融資で大掛かりな発電所建設も供給能力の過剰招く
  • スリランカなど他の途上国でも重い債務負担などの問題

中国の習近平国家主席が提唱した広域経済圏構想「一帯一路」のプロジェクトを巡り、パキスタンは債務救済を要請する計画だ。過去8年に中国が融資した電力事業での支払いが対象となる。

  両国は10カ所余りの発電所について債務返済の条件緩和を非公式で話し合っている。非公開の協議だとして事情に詳しい関係者が匿名を条件に明らかにした。パキスタン政府はまだ正式要請に踏み切っていないという。

  パキスタンでの電力不足解消を狙い、中国が資金提供し大掛かりな発電所建設が行われたが、電力供給能力の過剰を招き、パキスタン政府が対応できない状況となっている。

  スリランカやマレーシアといった他の途上国でも、中国が融資したインフラ事業は重い債務負担や汚職などさまざまな問題に見舞われている。

  中国外務省の報道官は書面で、債務救済策を求めるパキスタンの計画について承知していないと回答。「エネルギープロジェクトはパキスタンに大量で安定した低価格の電力を提供し、全体的な電力価格を効果的に引き下げた」と説明し、「中国とパキスタンのエネルギー協力は順調に進んでおり、真の経済・社会的利益をもたらした」と主張した。

  パキスタンの電力部門はコメント要請に応じなかった。

Electrifying

China's Belt and Road financing in Pakistan has focused on power sector

Source: China-Pakistan Economic Corridor

Note: Total cost of projects completed and under construction

原題:Pakistan to Seek Debt Relief From China Belt and Road Loan(抜粋)

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