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ダラス連銀総裁、インフレの一時的急上昇の可能性見込む-回復過程で

ダラス連銀のカプラン総裁は、インフレ率が一時的に急上昇しても驚くには当たらないとの認識を示した。そうした現象は一過性のものにとどまる可能性が高いとしつつ、注視していく必要があると指摘した。

  総裁は9日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「インフレ率が一時的に急上昇しても私は驚かない。問題はそれがどの程度長く続くかだ」と指摘。「現在のところ、私にはまだ確実には分からない」と述べた。

The Fed's preferred prices gauge has recovered moderately

  また、「失業の面で大きな改善が見込まれており、インフレの強まりをもたらす循環的な要素が生じても意外ではない」としつつ、「ただそれらが根強く続くことはないだろう。長期的なものにはならないと考えている」と付け加えた。カプラン総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を持たない。

  総裁はこのほか、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)における金融当局の政策は適度に積極的で、システミックリスクの兆候は見られないと指摘。ただ、当局としてこの異例な政策が資産価格に与えている影響を認識し、危機が去った後は引き揚げる必要性があるとの考えを示した。当局の超緩和政策が金融市場のフロス(細かなバブル)をあおり、一部銘柄に極めて大きなボラティリティーをもたらしているとの批判が一部に出ている。

  総裁は「特にノンバンクの金融セクターにおける行き過ぎたリスクテークと不均衡を極めて懸念しており、注視している」と発言。「このパンデミックと闘っている間、そして危機を脱したことが明確になるまで、積極的な政策を取り続ける必要がある」と語った。

原題:Fed’s Kaplan Expects Temporary Inflation Spikes During Recovery(抜粋)

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