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ソフトバンクG株が21年ぶり1万円超え、ファンド好調で3四半期黒字

ソフトバンクグループ株が7連騰し、21年ぶりに1万円の大台に乗せた。同社が8日に発表した2020年10-12月期(第3四半期)決算はファンド事業の好調で3四半期連続の黒字となり、アナリスト予想も大きく上回った。 

  9日の日本株市場で株価は一時前日比6.9%高の1万140円まで買われ、2000年2月以来の高値を更新した。7日続伸は昨年12月1日以来で、上昇率の大きさは昨年12月10日(18%)以来。ソフトバンクGの時価総額は約21兆円と日本企業で第2位となっており、トップのトヨタ自動車の26兆円に迫っている。

  第3四半期の純利益は1兆1720億円と前年同期の550億円から大幅に増え、アナリスト予想の平均985億円も大きく上回った。ビジョン・ファンド1号と2号からの投資損益は1兆3921億円の黒字(同1997億円の赤字)だった。

  ジェフリーズ証券アナリストのアツール・ゴヤール氏はリポートで、「ビジョン・ファンドのポートフォリオは多くの投資家の興味をかき立てている」とし、株価にも上昇余地があると評価。投資判断「買い」を維持し、目標株価を1万770円へ引き上げた。

  決算では、出資先の食事宅配サービス会社であるドアダッシュの上場やウーバー・テクノロジーズの株価上昇などから投資利益が増え、未上場投資先の評価益も増加した。

  会見した孫正義社長は、ビジョン・ファンド(SVF)などの出資先を「年間20社くらいのリズム感で上場させたい」と、積極的な新規株式公開(IPO)に意欲を示した。 

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