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英国で猛威振るった変異株、米国ではスーパーボウル開催州が感染最多

  • 変異株「B.1.1.7」のフロリダ州感染件数は201件、全米最多
  • 地元チーム勝利後にタンパ市街地に繰り出した大勢のファンに懸念

英国で最初に発見され急速に感染が拡大している新型コロナウイルスの変異株が米フロリダ州で定着しつつある。プロフットボールNFLの王座決定戦「スーパーボウル」でタンパベイ・バッカニアーズがカンザスシティ・チーフスを制した後に同州タンパの市街地にマスクなしで繰り出した大勢のファンを巡り懸念が強まっている。

  米疾病対策センター(CDC)のデータによると、フロリダ州は変異株「B.1.1.7」への感染確認件数が201件と全米トップ。人口調整後ベースでも感染が最も拡大している州だ。米国全体ではB.1.1.7感染件数は33州で690件。

B.1.1.7 in America

Cumulative cases of the so-called U.K. variant per million residents

Source: CDC data

Note: Population adjusted figures based on Census Bureau 2019 estimates

  査読前の研究結果ウェブサイト「medRxiv」で7日公表された新たな研究論文では、米国はB.1.1.7が支配的になり新たな感染急増につながった他国と同様の軌道にあることが示された。論文の推計では、1月最終週にフロリダ州では感染症例の4.5%、全米では2.1%がB.1.1.7だった。同州ではこうした感染症例の数が9.1日ごとに倍増していたという。

  同研究によると、米国ではB.1.1.7の感染率は従来のものよりも最大45%高いことがデータで示唆されている。

  7日遅くのタンパ市街地では、キャスター市長の命令を無視してマスクを着用しないファンたちがバッカニアーズの勝利を祝おうと繰り出し交通を妨害した。

SUPER BOWL GETTY sub

タンパベイ・バッカニアーズの勝利を祝うファン

写真家:チャンダンカンナ/ AFP /ゲッティイメージズ

原題:
Covid Strain That Swept U.K. Circulates Most in Super Bowl State(抜粋)

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