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超長期債は下落、あすの流動性供給入札が重し-日銀オペの影響限定的

更新日時

債券市場では超長期債が下落。あすに超長期ゾーン対象の流動性供給入札を控え、売り圧力が掛かった。日本銀行がこの日に実施した国債買い入れオペの影響は限定的との指摘が聞かれた。

  • 新発20年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.46%
  • 新発30年債利回りは0.5bp高い0.67%
  • 新発40年債利回りは0.5bp高い0.715%、2019年3月以来の水準
  • 長期国債先物3月物の終値は2銭安の151円48銭。買いが先行し、一時8銭高の151円58銭まで上昇したが、午後は徐々に水準を切り下げ、151円46銭まで下落
  • 3月物は10営業日連続で下げ、中心限月としては2003年10月24日から11月7日に記録した10営業日続落に並んだ
長期国債先物3月物の日中取引推移

市場関係者の見方

BofA証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 超長期ゾーンはあすの流動性供給入札に向けた調整の動きという感がある
  • 日銀による3月の政策点検について新しい情報待ちの中、利回り曲線スティープ(傾斜)化スタンスへの警戒感は残っている
  • 米金利はいったん上昇が一服したが、今後財政政策が重しになって金利が一段高の展開になった場合は、3月以降の円金利上昇圧力になる可能性はある

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下、25年超。各ゾーンの買い入れ通知額は前回から据え置き
  • 応札倍率は1年超3年以下と5年超10年以下が前回から上昇した一方、3年超5年以下と25年超は低下
  • BofA証の大崎氏
    • オペ結果は強弱まちまちで材料になっていない
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

背景

  • 財務省は10日、残存15.5年超39年未満対象の流動性供給入札を実施
  • 米10年債利回りは8日の取引で一時1.2%付近と、昨年3月以来の水準まで上昇。この日の時間外取引では1.16%程度で推移

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.130%-0.100%0.065%0.460%0.670%0.715%
前日比横ばい横ばい横ばい+0.5bp+0.5bp+0.5bp
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