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きょうの国内市況(2月8日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX30年ぶり高値、米経済対策の早期成立に期待-全業種高い

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  東京株式相場は大幅に続伸。米上下院が予算決議案を可決しバイデン政権の掲げる追加経済対策が早期成立するとの見方が浮上。企業業績の好転で景気回復への期待も高まり、情報・通信や電機、銀行や保険などの金融、鉄鋼や化学などの素材を中心に東証全33業種が高い。

  • TOPIXの終値は前営業日比33.00ポイント(1.8%)高の1923.95
    • 30年ぶり高値、1991年6月以来
  • 日経平均株価は609円31銭(2.1%)高の2万9388円50銭-90年8月以来の高値

  米経済対策成立への期待から、先週末に米国で主要株価指数が最高値を更新した流れを受けて、日本株も上昇で取引を開始した。S&P500種Eミニ先物がアジア時間で0.5%高と上げ幅を拡大させるとともに、TOPIXも1920台まで上昇した。きょう決算発表予定のソフトバンクグループ、今週発表予定のダイキン工業やトヨタ自動車などが上昇に寄与した。

  しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は「米経済対策と企業業績の好転に加えて、緊急事態宣言の前倒し解除の可能性が報道され先行きに明るさが見えてきた」と話した。ただ、「米経済対策と企業業績は材料として今週が賞味期限」と指摘、緊急事態宣言解除の前倒しについても想定されており、日経平均2万9000円を達成したことで株価は落ち着くとみている。

  • 東証33業種では鉄鋼、鉱業、海運、銀行、パルプ・紙、倉庫・運輸、不動産が上昇率上位

●債券下落、米長期金利上昇や日本株高を受け売り優勢-先物は9日続落

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  債券相場は超長期債中心に下落。米国の長期金利が時間外取引で上昇したことや国内株式相場が大幅高となったことを受けて売りが優勢だった。先物は9営業日連続安と約17年ぶりの長期にわたる続落となった。

  • 新発20年債利回りは前週末比1ベーシスポイント(bp)高い0.455%、新発30年債利回りは0.665%、新発40年債利回りは0.71%といずれも1.5bp上昇
  • 新発10年債利回りは0.5bp高い0.06%
  • 長期国債先物3月物の終値は14銭安の151円50銭。売りが先行し、米長期金利が時間外取引で一段と上昇すると下げ幅を広げ、一時151円48銭まで下落
  • 3月物は1月27日から9営業日連続で下げ、中心限月としては2003年10月24日から11月7日の10日連続安に続く長さ

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 先物は米長期金利が時間外取引で上昇したことや、日本株の大幅上昇を嫌気して売られた
  • 10年債も売られたが、預貸ギャップ拡大による余資運用ニーズや利回り水準による買いも入り先物対比では底堅かった

10年物価連動債入札

  • 最低落札価格は102円95銭とブルームバーグがまとめた市場予想の中央値の102円85銭を上回った
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.07倍、前回は3.31倍

●ドル・円は小幅反発、米大型経済対策期待で株高・米金利上昇

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅反発。米大型経済対策の早期成立期待を背景に株高が進む中、リスク選好の円売りや米金利上昇に伴うドル買いがやや優勢となった。

  • ドル・円は午後3時19分現在、前週末比0.1%高の1ドル=105円51銭。朝方付けた105円33銭から一時105円55銭まで上昇
    • 先週末は105円77銭と昨年10月以来の高値を付けた後、105円台前半まで反落
  • クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)も小じっかり。オーストラリアドル・円は2018年12月以来の1豪ドル=81円台を付ける
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.1%高。先週末は0.6%下落

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • 米財政政策が順調に進んでいることから米金利が上昇し、それがドル・円の下支え材料にとらえられている。また、日本株の大幅上昇も円安材料になっている
  • ただ、ドル高一辺倒だった先週に比べるとドルの買い戻し圧力は弱まってきている。米実質金利もまだ低水準で、そこまでドルの買い戻しが今後進んでいくとはみていない
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