, コンテンツにスキップする

シュルツ元米国務長官が死去、100歳-旧ソ連との軍縮交渉に貢献

  • ニクソン政権で労働長官や財務長官などを務める
  • レーガン政権では国務長官として冷戦時代の外交を率いた

ニクソン、レーガン米政権で財務長官や国務長官を歴任したジョージ・シュルツ氏が6日、米スタンフォード大学キャンパスにある自宅で死去した。100歳だった。所属していた同大フーバー研究所が発表した。

  1920年ニューヨーク市生まれ。プリンストン大学で経済学を学び、海兵隊に所属。その後、マサチューセッツ工科大学(MIT)で産業経済学の博士号を取得した。ニクソン政権で労働長官、行政管理予算局(OMB)長官、財務長官を歴任。財務長官在任中は金本位体制の終了に役割を果たした。

  

Secy of State George Shultz testifying before Sen  For Re

上院の委員会で証言するシュルツ氏(1986年)

撮影:テリーアッシュ/ライフイメージズコレクション/ゲッティイメージズ

  82年にレーガン政権で国務長官に就任し、レーガン大統領の任期満了まで職務を全うした。冷戦時代の米外交を率い、「現実主義」の外交政策を推進し、旧ソ連との直接交渉も行った。

  86年にはアイスランドのレイキャビクで開かれたレーガン大統領とソ連のゴルバチョフ書記長との歴史的な米ソ首脳会談の実現に貢献。会談は決裂したものの、翌年の首脳会談で中距離核戦力(INF)全廃条約の締結にこぎ着けた。

  ブリンケン国務長官は声明を発表し「彼は旧ソ連との画期的な軍縮交渉を行い、退任後も核兵器のない世界を目指す闘いを続けた」とコメントした。

Reagan Phone Call with Israeli PM Begin

電話するレーガン大統領を見守るシュルツ氏(1982年)

撮影:メアリーアンファッケルマン/ CNP /ゲッティイメージズ

 

原題:
George Shultz, Who Led Reagan’s Cold-War Diplomacy, Dies (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE