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イラン核合意の復活にはまず米国が行動を-最高指導者ハメネイ師

  • イランが核合意完全順守に戻るのは米国が経済制裁を実質解除した後
  • バイデン米政権、制裁解除せずにイラン経済の打撃緩和を検討中

イランの最高指導者ハメネイ師は核開発の縮小と核合意の完全履行復帰に同国が同意する前に、米国がまず経済制裁を実質的に解除しなければならないと述べた。

  国営テレビの報道などによると、ハメネイ師はイランが2015年核合意の完全順守に戻るのは、「全ての制裁が言葉や書類上だけでなく実際に解除され」、「適切に」排除されたと確認されてからだとの見解を示した。

  ハメネイ師はさらに「これはイランの明確な政策だ」と述べ、「この国の当局者全員のコンセンサスであり、われわれはこの政策から逸脱することはない」と付け加えた。

  バイデン大統領は、トランプ前政権時代の制裁解除という、米国内で激しい政治的反発を受ける可能性が高い措置は取らずに、イランの経済的打撃を緩和することを検討中だ。イランは向こう3週間以内に制裁が解除されない場合は、国際原子力機関(IAEA)による査察受け入れの停止も辞さない構えを示している。

  バイデン氏の対イラン政策に通じる複数の関係者によると、同氏は前政権による18年の核合意離脱決定を無効にする大統領令に署名する可能性もあるとブルームバーグは6日に伝えている。

原題:Khamenei Says U.S. Must Move First on Iranian Nuclear Deal (2)(抜粋)

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