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ヘッジファンドのルネサンス、12月以降の解約50億ドル-運用成績悪化

  • 外部投資家向けファンド3本は2桁のマイナスリターン-過去最悪
  • 昨年は前例のない市場変動でクオンツ運用に大打撃

外部投資家向けのファンド全般に最悪のリターンを記録しているヘッジファンド運営会社ルネサンス・テクノロジーズは少なくとも50億ドル(約5270億円)の資金引き揚げに見舞われている。

  ブルームバーグが確認した投資家宛て書簡によると、昨年12月のヘッジファンド3本からの資金引き揚げはネットベースで18億5000万ドル。1月は19億ドルの引き揚げ要請があり、今月もさらに16億5000万ドルの流出が見込まれるという。

  2月に資金流入があった場合や、投資家が解約要請を取り消す場合は、これらの数値からは相殺される可能性がある。

  億万長者でクオンツ投資先駆者のジム・サイモンズ氏にとって昨年は厳しい年だった。外部投資家向けの3本のヘッジファンドは2桁のマイナスリターンに低迷。コンピューターがこれまで経験したことのない市場変動で同社のアルゴリズムは大打撃を受けた。一方で、従業員と内部関係者向けのファンドは昨年は76%の大幅上昇を記録したとインスティチューショナル・インベスター誌は報じた。

Jim Simons

ジム・サイモンズ氏

  書簡によると、外部投資家向けで最大のルネサンス・インスティチューショナル・エクイティーズ・ファンドは2020年のリターンがマイナス19%で、解約の大部分は同ファンドからだった。インスティチューショナル・ダイバーシファイド・アルファ・ファンドはマイナス32%。インスティチューショナル・ダイバーシファイド・グローバル・エクイティーズ・ファンドはマイナス31%。

  ルネサンスの広報担当はコメントを控えた。

原題:
Renaissance Hit With $5 Billion in Redemptions Since Dec. 1(抜粋)

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