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【新型コロナ】集団免疫獲得は秋以降と米大統領、韓国の新規感染減少

更新日時
  • 南ア、J&Jのワクチン配布急ぐ計画-変異株への有効性高いと説明
  • ロシアのワクチン「スプートニクV」が一転人気に

世界的に新型コロナウイルス感染ペースの鈍化傾向が続いている。ただバイデン米大統領は、ワクチン不足のため夏が終わるより前に米国民が集団免疫を獲得することはないだろうと指摘した。

バイデン氏、夏の終わり以前に米集団免疫実現困難-ワクチン不足 (1)

  初期段階の試験データにより、南アフリカで最初に確認された変異株に感染した軽症患者への英アストラゼネカ製ワクチンの有効性は限定的であることが示唆された。ワクチン開発担当者らは南ア変異株に有効な新たなワクチン開発に取り組んでいると述べた。

アストラゼネカのコロナワクチン、南ア変異株への有効性は低下-研究

  スコット・ゴットリーブ前米食品医薬品局(FDA)長官は、ワクチンが変異株の一歩先を進み続ける可能性は十分あると語った。

  シンガポールではビジネス渡航者に隔離措置を免除する計画の実施が遅れており、入国規制緩和に向けた取り組みが滞っている。

  韓国では8日0時までの24時間の新規感染者が289人と、11週間で最少となった。同国政府は先週末、社会的距離ルールを緩和した。

  ドイツの新規感染者は8632人と、この4日で最も少なくなったものの、バイエルン州のゼーダー州首相は全土のロックダウン(都市封鎖)を延長せざるを得ないと述べた。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の感染者数は1億610万人を超え、死者数は230万人を上回った。ワクチン接種の回数は世界で1億3100万回を超えた。  

  米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は米国民に対し、2回目のワクチン接種を遅らせないよう警告した。

  南アは米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチンが同国の新規感染の90%余りを占める変異株への有効性が他のワクチンより高いとして、同ワクチンの配布を急ぐ計画だ。

  米国では6日、新型コロナ新規感染者が10万6570人と、先週最も少なかった日を約8000人下回った。新規感染の減少傾向持続が示唆された。一方、米国のウイルス学者らがスクリプス研究所と共同で行った調査研究は、英国で見つかった変異株が米国で感染の主流となる可能性があるとして、感染者の「さらなる急増」に警鐘を鳴らした。

  ノルウェー第2の都市ベルゲンは南ア変異株の感染者が確認されたことから、ロックダウンに入る。

  中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)の新型コロナワクチン「コロナバック」が中国当局から一般市民向けの使用を承認された。同ワクチンはこれまで緊急使用に限って認可されていた。一般市民向け承認は中国生物技術(CNBG)のワクチンに次いで2例目。

  中国の新型コロナワクチン接種のペースは米欧に後れを取っている。ワクチン安全性への懸念や感染者数が比較的少ないことが原因。

  ロシアのプーチン大統領が昨年8月、治験を終えていない新型コロナワクチン「スプートニクV」を世界で初めて承認した時、世界では懐疑的な見方が強かった。しかし、英医学誌「ランセット」に掲載された論文で米英のワクチンと同程度の有効性があると示されると、多くの国が現在、同ワクチンの供給を求めている。

原題:Global Cases Ease; Singapore Travel Plan Delayed: Virus UpdateChina Approves Second Coronavirus Vaccine for Public Use (1)China’s Covid Vaccine Drive Is Falling Behind the U.S., EuropePutin’s Once-Scorned Vaccine Now Favorite in Pandemic Fight (3)(抜粋)

(米大統領の発言や韓国の情報を追加して更新します)
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