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債券下落、米長期金利上昇や日本株高を受け売り優勢-先物は9日続落

更新日時

債券相場は超長期債中心に下落。米国の長期金利が時間外取引で上昇したことや国内株式相場が大幅高となったことを受けて売りが優勢だった。先物は9営業日連続安と約17年ぶりの長期にわたる続落となった。

  • 新発20年債利回りは前週末比1ベーシスポイント(bp)高い0.455%、新発30年債利回りは0.665%、新発40年債利回りは0.71%といずれも1.5bp上昇
  • 新発10年債利回りは0.5bp高い0.06%
  • 長期国債先物3月物の終値は14銭安の151円50銭。売りが先行し、米長期金利が時間外取引で一段と上昇すると下げ幅を広げ、一時151円48銭まで下落
  • 3月物は1月27日から9営業日連続で下げ、中心限月としては2003年10月24日から11月7日の10日連続安に続く長さ
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 先物は米長期金利が時間外取引で上昇したことや、日本株の大幅上昇を嫌気して売られた
  • 10年債も売られたが、預貸ギャップ拡大による余資運用ニーズや利回り水準による買いも入り先物対比では底堅かった

野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 米長期金利が先週末に続き時間外取引で上昇したことや日本株の大幅上昇を受けて長期債が売られた
  • 超長期債も海外金利上昇を受けてスワップ主導で売られた

10年物価連動債入札

  • 最低落札価格は102円95銭とブルームバーグがまとめた市場予想の中央値の102円85銭を上回った
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.07倍、前回は3.31倍
  • 野村証の中島氏
    • 財務省と日銀が発行額を上回る買い入れをしていることや、世界的なインフレ期待の上昇を背景に無難な結果
    • 発行されたものを日銀と財務省に売るだけで投資家の需要が大きく反映されるわけではないため、相場全体への影響はなかった
  • 備考:日本債券:10年物価連動国債の過去の入札結果 (表)

背景

  • 前週末の米10年債利回りは前日比2bp高い1.16%で終了。この日の時間外取引で一時1.19%付近まで上昇
  • 日経平均株価は609円31銭(2.1%)高の2万9388円50銭

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.130%-0.100%0.060%0.455%0.665%0.710%
前週末比+0.5bp+1.0bp+0.5bp+1.0bp+1.5bp+1.5bp
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