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米貿易赤字、2020年に拡大-コロナ禍で金融危機以来の大きさ

2020年の米貿易赤字は拡大し、金融危機時の08年以来の大きさとなった。新型コロナウイルス感染拡大による公衆衛生の危機で、米企業の製品・サービス輸出が落ち込んだ。

キーポイント
  • モノとサービスの貿易赤字は2020年通年で6787億ドル
    • 19年は5769億ドルだった
  • 20年12月の貿易赤字は前月比3.5%縮小し666億ドル
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は657億ドル
The U.S. trade deficit swelled in 2020, with the goods shortfall a record

  トランプ前米大統領は4年間の任期中に貿易赤字の縮小を目指したが、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)がその達成を大きく妨げた。トランプ政権は欧州連合(EU)と中国の製品に多額の関税をかけて貿易戦争を引き起こし、米国の製造業や農業に打撃を与えた。

  20年は米国のモノの貿易相手国・地域で、中国が再び1位となった。19年はメキシコとカナダに次ぐ3位だった。

  20年通年の輸出は前年比16%減の2兆1300億ドル。60年に及ぶデータで最大の落ち込みとなり、2010年以来の低水準。米国を訪れる人が減ったことを反映し、旅行が61%急減したことが響いた。通年の輸入は9.5%減の2兆8100億ドルと、過去4年間で最も少なくなった。

  モノの貿易赤字は2020年に9158億ドルに膨らみ、1961年のデータ開始後で最大。サービスの黒字は18%減の2371億ドルと、2012年以来の低水準となった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

2020 merchandise-trade deficit with the nation was the smallest since 2011

原題:U.S. Annual Trade Gap Grows to Biggest Since Financial Crisis(抜粋)

(統計の詳細を追加して更新します)
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