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Photographer: Kobi Wolf/Bloomberg
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ワクチン接種開始から感染拡大の抑制まで3週間、イスラエルが報告

  • 新規感染者と入院者数の伸び、21日後に改善とイスラエル科学者
  • 実際の接種の有効性、臨床試験結果よりもやや低い-物流など影響か
Vaccination Center as Israel Forges Nationwide Covid Effort
Photographer: Kobi Wolf/Bloomberg

新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンの接種率が世界で最も高いイスラエルでは、ファイザービオンテック製のワクチン接種開始から新規感染者と入院者数の伸びが低下を始めるまでに3週間かかった。

  イスラエルの研究者らは3日、昨年12月20日に始まった全国的な接種プログラムについて暫定的な所見を報告。新規感染者数と入院者数にはプログラム開始から21日後に改善が見られたとし、市民向け接種でワクチンが効果を表すのは臨床試験で示されたよりも長くかかる可能性があるとの見解を示した。

  イスラエルのワイツマン科学研究所の科学者らは、「われわれの知る限り、ワクチンの大規模接種が感染拡大動向のパターンにどのような影響や効果を及ぼすかに関する研究はこれまでなかった」と説明した。同国では2日時点で、60歳以上の4分の3を含む全人口の28%が接種を2回受けたか、罹患(りかん)して回復していた。

  臨床試験のデータと実際の接種による有効性がやや異なるのには幾つかの理由が考えられると、この科学者らは指摘。急いで開始したプログラムの初期に、冷凍保管と輸送を含む物流や投与方法が完璧ではなく有効性を低下させた可能性があるという。また、当初に接種の優先対象とされた高齢者が、加齢による免疫機能の低下でワクチンに対する反応が低かったり遅かったりした可能性にも言及した。

原題:
Israeli Vaccine Drive Took Three Weeks to Start Curbing Spread(抜粋)

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