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ヘッジファンドが再びエンジン全開-デイトレーダーとの闘い終焉

デイトレーダーとの激しい闘いを終え、投機のプロであるヘッジファンドは再びリスク姿勢を強め、株式エクスポージャーを記録的レベルに引き上げた。

  先週はリテール投資家が仕掛けたショートスクイーズで急激な退却を余儀なくされたが、その後はロングとショート両方でポジションを増やしている。ゴールドマン・サックス・グループのプライムブローカー部門のデータによれば、グロス取引フローは2日に3月の弱気相場の底以降で最も大きく増えた。

  モルガン・スタンレーとJPモルガン・チェースのヘッジファンド顧客の間でも同様の動きが見られ、業界の混乱が広がるとの懸念は後退した。S&P500種株価指数が最高値を更新する中で、運用者らは一部ファンドで1月に2桁台のパーセントに上った損失を取り返すべく、上値を追い始めた。ポジションはかつてないほどロングに傾いており、ショートに対するロングの比率はゴールドマンがデータを取り始めた2011年以来で最高だという。

Most-shorted stocks reverse gains while hedge-fund darlings halt declines

  ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのクロスアセットストラテジスト、チャーリー・マケリゴット氏はリポートで「今週はテーマやファクターを問わず何でも買うという動きだ。皆がエクスポージャーを減らした後、相場が上昇に転じた」と指摘した。

  リスクオフは4日に後退し始め、ヘッジファンドの空売り銘柄に対するお気に入り銘柄の動きに連動するモルガン・スタンレーの指数はプラスに転じたばかりか、1日として過去最高のリターンを記録した。それ以降、運用者らは特にロングのポジションを増やしている。

原題:
Trauma Over, Hedge Funds Race Their Bull Market Engines Again(抜粋)

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