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【債券週間展望】長期金利上昇か、米金利の先高警戒感で売り圧力

2月第2週(8日-12日)の債券市場では、長期金利の上昇が予想されている。米国の景気回復期待や債券需給懸念を背景にした米長期金利の先高警戒感から、円債にも売り圧力が掛かりやすい展開が見込まれている。

市場参加者の見方

◎SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 米国で財政政策の効果などを背景にリスクオンの地合いが続く可能性がある上、来週は米国債の入札ウィークが重なることから米金利は上昇方向の懸念が強まりやすい時間帯
  • 日本銀行の長期金利変動容認幅の柔軟化に対する警戒感が残る中で、円債は米金利の上限トライの動きに反応しやすい
  • 一方で、今週の10年債と30年債の入札結果でしっかりとした投資家需要も確認されており、金利の上昇余地は限られる可能性も
  • 長期金利の予想レンジは0.035%~0.07%

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 日銀が3月に結果発表を予定している政策点検や米国債利回りの上昇が警戒されて、投資家は慎重な姿勢を維持
  • 年後半に向けた世界経済の回復見通しが続いていることも、相場の上値を抑える要因
  • 超長期債を中心に投資家の押し目買い需要が続くものの、積極的に上値を買い進む動きは限られるだろう
  • 長期金利の予想レンジは0.04%~0.07%

入札予定

対象発行予定額
  8日10年物価連動国債2000億円程度
  10日

流動性供給

残存15.5年超39年未満

5000億円程度

日銀オペ予定

対象年限直近の通知額
9日1-3年4000億円
3-5年3700億円
5-10年4200億円
25年超300億円

主な材料

  • 10日:中村日銀審議委員、高知県金融経済懇談会であいさつ、記者会見(オンライン)
  • 10日:パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長、講演
  • 10日:1月の米消費者物価指数(CPI)
  • 10日:1月の独CPI
  • 12日:2月の米ミシガン大学消費者マインド指数
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