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トルコ政府系ファンド、エネルギーや石油化学などに1.58兆円投資へ

  • 「今年は直接投資を始める年だ」とファンドのCEOは指摘
  • ファンドのCEOが2021年の投資計画について語った

トルコの政府系ファンド(SWF)は、エネルギーや石油化学、金鉱などの産業に150億ドル(約1兆5800億円)を投資する計画だ。経済の脆弱(ぜいじゃく)性を減らすことを目的としたプログラムの一環。

  トルコ・ウェルス・ファンド(TWF)のザフェル・ソンメス最高経営責任者(CEO)によると、同ファンドは対外貿易で常に赤字となっているこれらの分野に重点を置いている。

  ソンメス氏は3日のインタビューで、「われわれにとって2020年は合併と買収の年だった」と指摘。「今年は直接投資を始める年だ」と述べた。

  TWFの優先課題は、通貨下落や一連の難局に続く新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の後、経済秩序の要としてTWFが担う役割を浮かび上がらせる。TWFは昨年にトルコ最大の通信事業者、タークセルの経営権を取得することで合意したほか、国営保険会社数社の統合を行った。

  シンガポールのテマセク・ホールディングスやマレーシアのカザナ・ナショナルをモデルにして創設されたTWFは政策当局者の極めて重要なツールとなっており、現在は金融、エネルギー、不動産関連企業の支配権を有している。

原題:Turkey’s Wealth Fund to Invest $15 Billion to Shore Up Economy(抜粋)

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