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米新規失業保険申請件数、3週連続で減少-11月末以来の低水準

更新日時

先週の米新規失業保険申請件数は前週比で減少し、昨年11月末以来の低水準となった。新型コロナウイルス感染症(COVID19)を巡る状況が落ち着くのに伴い、雇用削減が減速し始めていることが示唆された。

キーポイント
  • 新規失業保険申請件数(1月30日終了週)は、通常の州プログラム下で前週比3万3000件減の77万9000件
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は83万件
    • 前週は81万2000件(速報値84万7000件)に修正
  • 季節調整前ベースでは81万6247件に減少

  失業保険の継続受給者数(1月23日終了週)は459万人に減少。市場予想は470万人だった。

Filings for U.S. initial jobless benefits fell for a third straight week

米新規失業保険申請件数

出所:米労働省

  今回の数字は依然高水準ではあるものの、失業保険申請件数が12月と1月初旬に増えたあと、新型コロナに関連した解雇が減少し始めていることを示唆。今後数カ月にワクチン接種がさらに増加し、感染者数が減少すれば、経済活動の再開が進み、雇用削減はさらに減っていく可能性がある。

  州別では、失業保険申請件数が大きく減少したのはイリノイで5万5000件超の減少。テキサスやカンザスでも減った。一方、カリフォルニアでは4万6000件余り増えた。

  連邦政府のパンデミック失業支援(PUA)プログラムの新規申請件数は先週、季節調整前で5万4678件減の34万8912件。同プログラムを巡っては不正受給の実態が明らかになり、カリフォルニア州は不正申請により支払われた保険金のうち95%がPUAの申請だったと推計している。PUAは自営業者や単発の仕事を請け負うギグワーカーなど、各州が設けている通常の失業保険では対象外となる労働者に適用される。

  長期失業者向けに連邦政府が設けたパンデミック緊急失業補償(PEUC)の継続受給者は、1月16日終了週に360万人。PEUCは州プログラムの給付期間が終了した人に補償を提供する。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Jobless Claims in U.S. Decrease for a Third Consecutive Week(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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