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ドル・円が昨年11月以来の高値、リスク回避でドル買い優勢-105円前半

東京外国為替市場のドル・円相場は昨年11月以来の高値を付けた。国内外の株安を受けてリスク回避の流れが強まり、ドルを買い戻す動きが優勢となった。ポンドはこの日の英中央銀行の金融政策会合を前に下落。

  • ドル・円は午後3時36分現在、前日比0.1%高の105円17銭。朝方の104円98銭から午後には一時105円20銭と昨年11月12日以来の高値を更新
  • ドルは主要10通貨のうち9通貨に対して上昇、円も大半の通貨に対して買いが優勢
  • ポンド・ドル相場は0.3%安の1ポンド=1.3601ドル。一時は1月19日以来の安値となる1.3595ドルまで下落

リスク回避のドル買いが優勢に

市場関係者の見方

BofA証券の山田修輔主席FX・日本株式ストラテジスト

  • 国内外の株価が下げてリスクオフ的なドル買いと円買いが強まり、ドル・円ではドルが優勢に
  • テクニカル的に105円60銭前後にある200日移動平均線を視野に、目先の上値を試す動きも
  • 米金融緩和の長期化観測を起点にドルが円よりもファンディング通貨として広く利用されているため、ドルショートのポジションは簡単には解消されず、リスクオフ時にはより買い戻されやすい

バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

  • ドルは先進国通貨に対する買い戻しの動き。さらに米国と日欧の景況感格差も強さの背景にある。米長期金利の上昇基調もドル買い要因に
  • ただ、このところドル高・円安方向に結構動いてきたので、足元では短期的なポジション調整や国内輸出企業のドル売りが出やすい面も

三井住友銀行NYトレーディンググループの下村剛グループ長

  • ポンドは市場の一部に英中銀がマイナス金利政策を導入するとの思惑があるため、上値が重くなる可能性

背景

  • 米株価指数先物は時間外取引で下落。日経平均株価は前日比304円安で取引を終了
  • 米10年債利回りは時間外取引で1.14%台を中心に推移
  • 米追加経済対策で直接給付金を1400ドル未満に減らすことは有権者への公約を破ることになるとバイデン米大統領
    • 米下院、予算決議案可決-大統領の経済対策案の早期採決に道筋
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