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超長期債が上昇、年度末に向けた投資家需要が支えー先物は続落

更新日時

債券市場では超長期債が上昇。日本銀行の3月に向けた政策点検への警戒感はくすぶるものの、利回りが上昇したところでは、年度末に向けた投資家の需要が底堅いとの見方が出ていた。一方、先物相場は8営業日連続で下落した。

  • 新発40年債利回りは一時、前日比1ベーシスポイント(bp)低い0.69%
  • 新発20年債利回りは0.445%、新発30年債利回りは0.65%と、それぞれ0.5bp低下
  • 長期国債先物3月物の終値は3銭安の151円64銭。午前は151円73銭まで上昇も、午後は下落に転じた

長期国債先物3月物の推移

市場関係者の見方

BofA証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 今週の入札でも、10年の0.05%や30年の0.65%を超えた水準で需要が確認され、特に超長期は年度末に向けて投資家の買いが入っているだろう
  • 10年0.05%、20年0.45%、30年0.65%と、歪んでいたイールドカーブもいいところまで修正された印象だ
  • 現物債を押し目買いしつつも、日銀が点検後に何をするのか不安もあるので、先物をヘッジ売りしている可能性はある
  • もっとも、点検後の年度末にボラティリティーを高めるような大幅なオペ減額もやりづらいだろう

日銀オペ

  • 対象は残存1年以下、5年超10年以下、10年超25年以下で、通知額はいずれも前回から据え置き
  • 応札倍率は残存5-10年と10-25年が前回から低下、1年以下は上昇
  • BofA証券の大崎氏
    • 5-10年と10-25年のオペ結果は想定範囲内で、強弱をつけるなら価格的に若干弱め
  • 備考:国債買い切りオペ結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
不成立-0.110%0.055%0.445%0.650%0.695%
前日比 -横ばい横ばい-0.5bp-0.5bp-0.5bp
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