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香港の民主派政治家に不動産売却の動き-中国当局が統制強める中で

  • 刑事事件の法務費用が非常に高額、子供の留学資金も必要-林卓廷氏
  • 英国への脱出の動きで不動産価格は今後下がる-李卓人氏

中国当局が香港への統制を強める中、香港民主派の政治家の間で、これまで所有していた不動産を手放す動きが出ている。登記簿によると、李卓人、林卓廷、区諾軒、余若薇各氏がマンションを最近売却した。

  立法会(議会)の元議員で沙田地区のマンションを1270万香港ドル(約1億7200万円)で先月売却した林氏は「私に対する刑事事件の事案が5件に上り、法務費用は非常に高額になる」と説明。「法務コストは重い負担だ。自分の子供を海外で学ばせたいという思いもあり、こうした全ての出費に備えて足しになればとアパートを売却する決断に至った」と話す。

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Hong Kong's property market has plateaued amid concern of an exodus of residents

  英市民権取得につながる新たな手段を利用して香港を去る動きが増えると予想される中で、ベテラン政治活動家の李氏は不動産が今後値下がりすると見込んでおり、現金化に踏み切ったと説明。老後資金に充てるため、1月に約1000万香港ドルで九竜のマンションを売却した。

  李氏は「納得できる価格で売りたかった。香港に海外移住の傾向があり、40代や50代の人々がここを離れて不動産を売却する可能性が最も高い。このため、住宅需要が減少する中で供給は増えると予想している」と語った。

  林、李両氏は賃貸住宅に住むと言い、区、余両氏はコメントを控えた。

原題:
Hong Kong Pro-Democracy Politicians Sell Homes Amid Crackdown(抜粋)

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