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米失業率、引き続き急ピッチで低下する可能性も-セントルイス連銀総裁

  • 米労働市場の回復は金融危機後と比べて約4年早い-ブラード総裁
  • 一時解雇された人が復職すれば失業率は4.8%まで下がり得る

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米セントルイス連銀のブラード総裁は3日、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた米経済の回復は、過去の景気下降期よりもペースが速く、失業率は引き続き急ピッチで低下する可能性があるとの見解を示した。

  ブラード総裁はCFAソサエティー・セントルイスで講演。事前に配布された講演テキストによれば、「米労働市場の回復は、2007-09年のリセッション(景気後退)の後と比べて約4年早い」と指摘した。

2019 Monetary and Financial Policy Conference

セントルイス連銀のブラード総裁

撮影: Luke MacGregor/Bloomberg

  新型コロナ禍による雇用喪失は一時解雇が圧倒的に多く、こうした人たちの復職は恒久的失業者よりも速いペースで進む可能性があると同総裁は説明。一時解雇された人が復帰すれば失業率は現在の6.7%から4.8%まで下がり得るとした。

  連邦公開市場委員会(FOMC)は先週の定例会合でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジをゼロ近辺に据え置くとともに、月1200億ドル(約12兆6000億円)の債券購入については当局の目標に向けて一段と顕著な進展があるまで継続するとあらためて表明した。

  ブラード総裁は「米金融・財政政策は引き続き、マクロ経済への打撃緩和に極めて有効だ」と述べた。資産購入のテーパリング(段階的縮小)には言及しなかった。

原題:
Fed’s Bullard Says Unemployment May Continue to Fall Rapidly(抜粋)

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