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HSBC、上級幹部のアジア移動を検討-英国から香港かシンガポール

  • 投資銀行部門共同責任者のガイエット、エレデリー両氏らを検討
  • HSBCは今月23日、通期決算と併せ戦略見直しを発表する予定

英銀HSBCホールディングスはアジアの未来に賭け、複数の上級幹部の勤務地をロンドンから香港またはシンガポールに移すことを検討している。

  詳細は非公開だとして事情に詳しい関係者が匿名を条件に述べたところによると、同行はロンドン在勤の投資銀行部門共同責任者、グレッグ・ガイエット、ジョルジュ・エレデリー両氏の移動を検討している。その他のノエル・クイン最高経営責任者(CEO)直属の幹部も移転検討の対象になっているという。収入の大きな部分を得るアジアにより多くの最上級意思決定者を配置する考えだ。HSBCは戦略見直しの結果を今月発表する。

  ロンドン在勤の広報担当者はコメントを控えた。

  HSBCは収益性回復を目指し、アジア、特に中国に巨額の資本を移す計画。景気の弱さや低金利のため収益を上げるのが困難な欧州と米国では事業縮小または撤退を進めている。緊張した中国との関係が改善しつつある状況でアジア在勤の幹部を増やせば、域内事業拡大計画の真剣さを投資家や当局にアピールすることになる。

  同行は大規模な再編の1年目を終えようとしており、23日に2020年通期決算とともに見直し後の計画を明らかにする。

原題:
HSBC Mulls Moving Top Executives to Asia to Strengthen Push(抜粋)

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