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イタリア国債が値上がり、債券の救世主ドラギ氏が次期首相候補に浮上

  • イタリア国債、過去最低の0.5%に近づく-株式は銀行中心に大幅高
  • マッタレッラ大統領、ドラギ前ECB総裁に3日組閣要請の公算

3日の欧州債市場でイタリア国債が上昇した。ドラギ前欧州中央銀行(ECB)総裁がイタリアの次期首相候補に浮上していると伝わった。

  10年債の利回りは7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し0.57%と、今年付けた過去最低の0.5%に近づいた。

  マッタレッラ大統領は3日中にドラギ氏と会談し、組閣を要請する可能性が高い。イタリア債とドイツ国債の利回り格差は心理的な節目となる100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に向けて低下。2016年以来の最小に達した。

  みずほインターナショナルのマルチアセット戦略責任者、ピーター・チャットウェル氏は「ドラギ氏は知名度があり尊敬を集めているので、首相になれば外国人投資家のイタリア資産への信頼は大きく高まるだろう」と述べた。

  ドラギ氏はECB総裁として欧州ソブリン債危機の鎮静化に手腕を発揮した。

  イタリア株の指標であるFTSE・MIB指数は一時2.9%高となった。ウニクレディト、インテーザ・サンパオロなど債券利回り格差への感応度が高いイタリアの銀行が大きく買われている。 

 

Italian bond yields drop close to record lows with Draghi tapped for premier

原題:
Italian Bonds Soar With Debt-Savior Draghi Tapped as Premier(抜粋)

Italy’s Markets Laud Draghi as Investors Bet on Crisis Fighter(抜粋)

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