, コンテンツにスキップする

ロビンフッド、株式決済期間がウォール街のリスクと主張-見直し訴え

  • DTCCも決済期間を現行の2日間から1日に変更したい考え
  • ロビンフッドはDTCCから追加保証金求められ資金調達に動いた

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

個人投資家の株式取引プラットフォームを提供する米ロビンフッド・マーケッツは、現行の2日間(約定日から換算して3営業日目)の株式決済期間をリアルタイムに短縮するよう訴えた。ここ1週間に同社が巻き込まれた非常事態を踏まえたもので、注目はされないがウォール街の多くの取引の基盤となっているこの制度の見直しを求めている。

  ロビンフッドは2日投稿したブログで、約定日から決済までの期間のずれが、先週の株価乱高下で生じた問題の一因だと論じ、「世界がこれまでに持ち得た最も偉大な金融システムがリアルタイムで決済できない理由はない」と主張した。

  決済機関の米国証券保管振替機関(DTCC)も、リアルタイムではないまでも決済期間を1日に短縮することを望んでおり、事情に詳しい関係者によるとあらためてそうした働きかけを行っている。昨年3月の株価急落時に提案した際は、見直しの動きにはつながらなかった。

  ロビンフッドが絡んだ今回の事態は、決済期間短縮がシステム全体のリスクを抑える一助になり得るとあらためて認識させる。

  通常は、株式決済期間は市場参加者が気にかけるようなことではない。2日間という決済期間は平時なら証券会社や決済機関にとって十分だ。しかし、新型コロナウイルスに関連する昨年3月の株価急落や先週のオンライン掲示板「レディット」絡みの激しい取引といった異例の状況では、2日間が非常に長く感じられるだろう。

  決済期間が1日でも短縮されれば、ロビンフッドのような窮状に他社が陥るのを防ぐのに役立つと考えられる。DTCCから追加保証金を求められたロビンフッドはここ数日取引を制限し、支援者のベンチャーキャピタル(VC)に34億ドル(約3600億円)の追加資金を求めた。

ロビンフッド、既存投資家から24億ドル追加調達-取引制限を緩和

原題:
Robinhood Says Stock Settlement Times Are a Wall Street Risk (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE