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パナソニク株が急伸、今期営業益予想53%増額-固定費削減など寄与

  • 一時6%高の1464.5円と続伸、2020年11月16日以来の日中上昇率
  • 新型コロナの影響を経営体質強化で埋め「ポジティブ」とアナリスト

パナソニック株が3日、急伸している。株価は一時前日比6%高の1464.5円と、2020年11月16日(6.5%高)以来の日中上昇率となった。同社が今期(2021年3月期)の営業利益予想を上方修正したことなどを好感した買いが先行している。

  パナソニックは2日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラ向け電池事業の好調に加えて固定費の削減効果もあり、今期の営業益予想を従来予想比53%上方修正すると発表。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の小宮知希シニアアナリストは2日付リポートで、上方修正額800億円のうち350億円が固定費削減や赤字事業対策によるものと指摘。新型コロナウイルスの影響を経営体質強化による増益要因で埋め合わせたのは「ポジティブ」と評価した。

  同期の車載事業全体の営業損益は30億円の赤字だったものの、環境規制の強化を背景にEV需要が拡大していることからテスラのEV向け電池事業は7-9月期に続き10-12月期も営業黒字を達成した。

  パナソニックの梅田博和最高財務責任者(CFO)は同日の決算発表会見で、同事業の黒字額は2桁億円とした上で、「通期でも黒字が見通せる状態」と述べた。テスラのEVの販売好調に伴い電池の生産量が増え、生産ロスも改善したことなどが要因だとした。

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