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レディット嵐過ぎても残る不安-VIXとオプション動向が示唆

  • トレーダーは3月末まで不安定な状態続くと予想
  • S&P500種は上振れリスクよりも下振れリスク織り込んでいる

ビデオゲーム小売りの米ゲームストップ株の下落に伴い、ウォール街は正常に戻りつつある。しかしボラティリティーの指標やオプション市場の動向を見る限り、懸念はなくなってはいないようだ。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)先物は、トレーダーが3月末までは不安定な状態が続くと見込んでいることを示唆している。

  S&P500種株価指数のプットオプション価格のコールオプションに対するプレミアムは3年ぶり高水準となり、オプショントレーダーらが警戒姿勢を解いていないことを示している。

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  大きなドラマは終わろうとしているかもしれないが、割高なバリュエーション、景気回復のペース、新型コロナウイルスワクチン接種の進展状況など、多くの懸念材料が残っている。

  そのせいかもしれないが、個別銘柄の空売りを解消したヘッジファンドは、上場投資信託(ETF)の空売りを増やしている。

  ハンティントン・プライベート・バンクの投資管理ディレクター、チャッド・オビアット氏は「ボラティリティーが高い今、個別銘柄についてよりも、『バブルなのか』ということが話題になっている」と述べた。

  VIXは4ポイント低下し25.92となっているが、長期平均の19を依然上回っている。先物は3月末までの上昇を織り込み、4月以降は低下するものの、9月末までは長期平均を上回ると見込まれている。データトレック・リサーチのデータが示した。

  S&P500種のプットオプションとコールオプションの価格の差は先週、2018年前半以来の大きさに広がった。サスケハナ・インターナショナル・グループのデリバティブ戦略共同責任者、クリス・マーフィー氏は、S&P500種は「上振れリスクよりも下振れリスクを通常より大きく織り込んでいる」と述べた。

原題:
VIX, Skew, ETF Shorts Show Stock Market Still Pretty Far From OK(抜粋)

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