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アリババ、当局の調査巡る不透明感拭えず-決算は市場予想上回る

更新日時
  • 10-12月期の売上高は2211億元、純利益は52%増の790億元
  • 内部調査の特別作業部会立ち上げ、監督当局と積極的に連絡

中国の電子商取引運営会社アリババグループが2日発表した昨年10-12月(第3四半期)売上高は、市場予想を上回る伸びだった。ただ、監督当局の取り締まりが同社の将来にどう影響するかに関するヒントはほとんど示さなかった。

  第3四半期売上高は前年同期比37%増の2211億元(約3兆6000億円 )。アナリストの予想平均は2153億元だった。株主に帰属する純利益は790億元と、52%増加した。

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  アリババは発表資料で、内部調査を実施する特別作業部会を立ち上げ、独占禁止法を取り締まる監督当局と積極的に連絡を取り合い、要請に応じていると説明した。傘下のフィンテック企業アント・グループで進行中の「修正」が事業に与える影響の完全な評価を行うことはできないとの立場も示した。

  アントによる史上最大規模の新規株式公開(IPO)が中止を余儀なくされた昨年11月に不透明感が生じ、その後にアリババを巡る当局の調査が始まった。アリババの株価はアントIPO中止以降に13%安と、香港ハンセン指数の構成銘柄でも最大の下落率となっている。時価総額は10月の高値以来1300億ドル(約13兆7000億円)余り減少した。

  アリババの張勇最高経営責任者(CEO)は電話会見で、「アントの事業見通しとIPO計画はかなりの不確実性にさらされている」と述べ、「調査が決着した際に市場に新たな情報を提供する」と説明した。

Shares of Alibaba have underperformed their major Chinese internet peers

原題:Alibaba Offers Few Answers as Crackdown Uncertainty PersistsAlibaba Sales Beat Estimates as Regulatory Headwinds Loom (1)(抜粋)

(張CEOのコメントなどを追加して更新します)
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