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パナソニック、通期営業利益予想を53%増額-固定費削減など寄与

更新日時
  • テスラ向けの電池事業好調、2四半期連続黒字-旺盛なEV需要反映
  • 10-12月期の営業益、30%増の1302億円-減収でも増益に

パナソニックは今期(2021年3月期)の営業益予想を2300億円に上方修正すると発表した。従来予想1500億円から53%の増額となり、ブルームバーグが集計したアナリスト予想の平均1795億円を上回った。好調な第3四半期(10-12月期)の業績を踏まえて見通しを修正した。前期実績比では22%の減益となる。

  同社の発表によると一部事業を連結対象から外したことや新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、10ー12月期の売上高は1兆8141億円と前年同期比5%減となった。しかし、固定費の削減に加えて車載電池やホームアプライアンス事業の販売拡大などが奏功し、営業利益は同30%増の1302億円となった。

  同期の車載事業全体の営業損益は30億円の赤字だったが、米テスラの電気自動車(EV)向け電池事業は7-9月期に続いて営業黒字を達成した。環境規制の強化を背景にEV需要拡大が追い風になっている。

  パナソニックの梅田博和最高財務責任者(CFO)は2日の決算発表会見で、10ー12月期に同事業は2桁億円の黒字となり、「通期でも黒字が見通せる状態」と述べた。テスラのEVの販売好調に伴い電池の生産量が増え、生産ロスも改善したことなどが要因だとした。

10-12月期の業績
  • 売上高は前年同期比5%減の1兆8141億円(市場予想は1兆7700億円)
  • 営業益は30%増の1302億円(市場予想は925億円)
  • 純利益は5%増の813億円(市場予想は567億円)

  

(会見内容を追加して記事を更新します)
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