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きょうの国内市況(2月2日):株式、債券、為替市場

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●日本株続伸、資生堂はじめ国内企業の好決算と円安-電機や自動車高い

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  東京株式相場は続伸。個人投資家の投機的な動きをきっかけに起きた米国市場の波乱が一巡し、混乱の中で見過ごされていた新型コロナワクチンの効果や企業決算に投資家の目が向かった。好決算だった資生堂やロームが大幅高。業種では電機や自動車、機械など製造業を中心に買われた。

  • TOPIXの終値は前日比17.18ポイント(0.9%)高の1847.02
  • 日経平均株価は271円12銭(1%)高の2万8362円17銭

  大和証券の木野内栄治チーフテクニカルアナリストは緊急事態宣言の延長について「買いサイン」という。欧州でもロックダウン後に新規感染者数が減少に転じる傾向があり、国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しで日本の成長率予想を引き上げたことで欧州投資家からはポジティブに見えるという。

  • 東証33業種では非鉄金属、輸送用機器、陸運、鉄鋼、空運などが上昇
  • 医薬品、証券・商品先物、その他製品は下落

●長期金利が低下、10年債入札結果順調で買い優勢-超長期債は上値重い

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  債券市場では長期金利が小幅に低下した。日本銀行が3月に行う政策点検に対する警戒感が強い中、この日実施された10年利付国債入札が順調な結果となったことで買いが優勢となった。一方、超長期債は4日の30年利付国債入札を控えて上値の重い展開だった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.05%
  • 新発20年債利回りは0.5bp高い0.47%
  • 長期国債先物3月物の終値は1銭安の151円75銭。小安く始まった後は横ばい圏でもみ合いとなり、10年入札結果発表後には買いが優勢となり一時151円84銭まで上昇したが、その後は徐々に水準を下げた

三井住友DSアセットマネジメントの深代潤上席参与

  • 日銀の3月点検を前に警戒感が強い中、10年債入札は結構良い結果に終わった
  • 投資家は期末までに一定の債券残高を積み増す必要があり、資金運用ニーズが強かった

10年債入札

  • 最低落札価格は100円45銭、市場予想は100円44銭
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.42倍、前回3.40倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は1銭、前回3銭
  • 野村証の中島氏
    • テールは出ておらず最低落札価格も市場予想を上回り、事前の警戒感が高かったことを考えると非常に良い結果
    • 最大の理由は利回りの上昇による水準感だろう

●ドルは105円台、実需の売りも午後持ち直し-QE延長で豪ドル反落

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  東京外国為替市場のドル・円相場は約2カ月半ぶり高値圏で推移。久々のドル高水準で実需のドル売りなどが見られたが、対オーストラリアドル(豪ドル)でドル買いが強まった影響もあり、午後には1ドル=105円台に乗せる展開となった。豪ドルはオーストラリア準備銀行(中央銀行)による債券購入プログラムの延長を受けて反落。

  • ドル・円は午後3時44分現在、前日比0.1%高の104円99銭。104円83銭まで弱含んだ後、一時105円03銭まで上昇
    • 1日の米国市場では一時105円04銭と昨年11月16日以来の高値を記録
  • ユーロ・ドルは0.1%高の1ユーロ=1.2071ドル。前日は独小売売上高の悪化などを嫌気し0.6%下落
  • 豪ドル・ドルは0.1%安の1豪ドル=0.7616ドル。豪中銀の政策発表前の0.5%上昇から下落に転換

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • 久しぶりに105円近くということもあり、実需の売りなども出やすい位置。きのうの上昇はユーロ売りなどを受けたドル買いに引っ張られた面が強く、さらに買っていくような地合いでもない
  • FRB(米連邦準備制度理事会)の金融緩和が強いので中長期的なドル売り地合いは変わらないが、米株は個人投資家の動きが大きくなってきて不透明感があるため、リスクオフに備えたドル買いが入りやすい局面
  • ドル・円は上はあまりないが、下は104円半ばぐらいが固くなってくるだろう
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