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超長期債が上昇、投資家の買い優勢との見方-オペ減額は織り込み済み

更新日時

債券市場では超長期債が上昇。生命保険などの投資家から超長期ゾーンに買いが入ったとの声が聞かれた。日本銀行が実施した中期ゾーン対象の国債買い入れの減額は織り込み済みで、オペ結果が強かったことで5年債が堅調に推移した。

  • 新発20年債利回りは0.465%、新発40年債利回りは0.705%といずれも前日比0.5ベーシスポイント(bp)低下
  • 新発5年債利回りは0.5bp低いマイナス0.11%
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.05%
  • 長期国債先物3月物の終値は1銭安の151円74銭。前日の米国市場で長期金利が上昇したことを受けて売りが先行。一時上昇に転じる場面もあったが、上値の重い展開が続いた
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

BofA証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 日銀オペの減額は予想通りだったが、結果は強めだった
  • 期末前に年限が長めの債券で時価を振らしたくないので、短いところに資金を置いておきたいという需要があったのかもしれない
  • 5年債は強いオペ結果にも支えられて堅調

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 保険会社には規制に伴う長期化ニーズがあり、期末に向けて超長期債を平準的に買っている
  • 絶対値でもこれくらいの水準なら買っても良いとの需要から、あすの30年債入札もたんたんと買いが入るのではないか

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下。買い入れ通知額はそれぞれ4000億円、3700億円といずれも前回から500億円減額
  • BofA証の大崎氏
    • 日銀の2月の国債買い入れ計画で1年超3年以下のレンジが引き下げられたのはサプライズだったが、オペ結果は結構強めで、需給は意外と締まっている
  • 備考:日銀:国債買い切りオペ一覧(表)

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.125%-0.110%0.050%0.465%0.665%0.705%
前日比横ばい-0.5bp横ばい-0.5bp横ばい-0.5bp
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