, コンテンツにスキップする

南ア株、今年は好調な幕開け-JPモルガンやBofAが一段高を予想

  • 中国経済の回復が2021年の南ア株上昇要因となる見込み
  • 世界的な高リスク資産選好が新興市場への資金流入を後押し

南アフリカ共和国の株式市場では、主要株価指数のFTSE/JSEアフリカ全株指数が先週こそ下落したものの、1月としては2012年以来の大幅上昇と好調なスタートを切った。JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ(BofA)などは南ア株の一段高を予想している。

  高リスク資産への選好姿勢が世界的に広がり、新興市場への資金流入を後押しするとともに、中国経済が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの回復を見せていることで、鉱業株のウエートが高い南ア株式市場は恩恵を受ける見込みだ。さらに、世界的なテクノロジー株高により指数の最大銘柄であるメディア関連企業ナスパーズ株が上げ基調にあるほか、過去最低水準の政策金利が下支え要因となり、上昇相場が続く見通しだ。

  JPモルガンの南ア株式調査責任者、ジョン・ストーリー氏は、「国内株式相場は先週反落したものの、南アの歴史的な低金利環境や世界的な前例のないレベルの財政・金融刺激策が下支え要因となるはずだ」と、1月29日に質問に対し電子メールで回答した。

South African stocks have surged almost 70% from their March lows

  FTSE/JSEアフリカ全株指数は1月に月間ベースで5.2%高。新型コロナのパンデミックに伴う20年3月の安値からは65%上昇している。BofAは1月18日に顧客向けのリポートで、同指数が今年7万の大台を試す可能性があると指摘。これは約12%の上昇余地を意味する。

  好調な幕開け後も、南ア株はバリュエーションが引き続き魅力的な水準にとどまっている。南ア株は新興市場株に対し、ブルームバーグがデータの追跡を開始した05年以降で最も割安な水準で取引されている。

South African stocks are the cheapest ever vs emerging market peers

  ヨハネスブルクを拠点とする資産運用会社アンカーキャピタルも、南ア株は今年、好調な年になると予想。同社は1月22日に主要株価指数が今年11%上昇するとの見通しを示している。

Big Four

These stocks account for bulk of Johannesburg gains

Source: Bloomberg

As of Jan. 26

原題:JPMorgan, BofA See Scope for Longer S. Africa Stock Rally (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE