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エクソン、CO2排出低減技術に30億ドル投資-目新しさは欠く

  • 25年末までの投下資本は資本予算の5%未満、古いプロジェクト含む
  • 新たなベンチャー通じ、低炭素技術ポートフォリオ「商業化」

米石油大手エクソンモービルは2025年末まで、温室効果ガス排出を減らす技術に30億ドル(約3150億円)を投じると表明した。環境面でアクティビスト(物言う投資家)から受けた批判に対応するためだが、最新計画の中身には目新しい点がほとんどない。

  1日の発表資料によれば、「エクソンモービル・ロー・カーボン・ソリューションズ」と名付けた新たなベンチャーを通じ、低炭素技術ポートフォリオを「商業化」する。ただ、投下資本は同社の資本予算の5%未満で、計画には一連の古いプロジェクトが含まれている。

  エクソンは政府支援による恩恵を見込んでいる。「エクソンが支持する米国の45Q税額控除や欧州連合(EU)、カナダ、シンガポールの支援策など各国政府の政策を通じ、商業的にますます魅力的な好機となる可能性がある」と同社は説明した。

  エクソンは気候変動への対応が十分に速くない上に過去5年の業績が同業他社と比べて弱いとして、環境保護主義者や投資家から強い圧力を受けている。物言う投資家のエンジン・ナンバー1は先週、エクソンの取締役4人を正式に指名。環境・業績両面で改革を迫る姿勢を打ち出した。

原題:Exxon’s New Carbon Capture Effort Looks a Lot Like Its Old One(抜粋)

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