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ルネサンスの株式ファンド、1月は9.5%損失-クオンツ苦境浮き彫り

  • ルネサンスの株式ファンドは昨年のコロナ禍で20%の損失
  • クオンツ運用会社の苦境が続いていることが浮き彫りに

資産家で数学者のジム・シモンズ氏が創業したヘッジファンド運用会社ルネサンス・テクノロジーズの株式ファンドの運用成績は、1月にマイナスとなった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が市場を直撃し、昨年に大幅な損失に見舞われた同ファンドの不振が続いている。

  「ルネサンス・インスティチューショナル・エクイティーズ・ファンド」の1月のリターンはマイナス9.5%。事情を知る関係者が情報は非公開だとして匿名を条件に明らかにした。同社が外部投資家に販売しているファンド3本の中で最大の同ファンドは、昨年に20%の損失を被っていた。1月の損失の原因は明らかになっていない。S&P500種株価指数は同月に1%下落した。

  同社の広報担当者はコメントを控えた。

  業界で最も有名なヘッジファンド運用会社の一つであるルネサンスの不振は、クオンツ運用会社の苦境が継続していることを浮き彫りにしている。新型コロナが世界経済を直撃し、その打撃を食い止めるために中央銀行が前例のない金融緩和策を講じる中、相場変動によってクオンツ会社の取引モデルに狂いが生じている。

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原題:
Renaissance Quant Fund Slumps 9.5% in January Stock Upheaval(抜粋)

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