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元ヘッジファンドの頭脳、英プロサッカーチームと契約-天体物理学博士

  • アルゴリズム取引を手掛けるヘッジファンド運用会社で勤務の経験
  • 人工知能(AI)を利用したプロジェクトを率いることになる

イングランドのプロサッカー、プレミアリーグのマンチェスター・シティは金に糸目を付けずに選手集めをすることで知られるが、この冬はいつもと違う。チームが獲得した目玉は有望なストライカーや優れたディフェンダーではなく、天体物理学の博士号を持つヘッジファンド出身者だ。

  ローリー・ショー氏の経歴は、まさしく知的な科学とファイナンスの世界のものだ。英ケンブリッジ大学と米エール大学で暗黒物質ハローや銀河団といった分野を研究。その後、アルゴリズム取引を手掛けるロンドン本拠のヘッジファンド運用会社ウィントン・キャピタル・マネジメントと英財務省で働いた。いったん休職して米ハーバード大学でデータサイエンスを学び、このたびマンチェスター・シティから声がかかった。

  プロサッカー界でしのぎを削るトップクラスのチーム同士の争いは激しさを増しており、今回のショー氏の起用はその状況を映しているようだ。

  地元マンチェスター出身のショー氏(39)は、チームの親会社シティ・フットボール・グループで人工知能(AI)を利用したプロジェクトを率いることになる。選手の疲労やけが、病気により適切に対処するマシンベースのモデル開発のほか、選手や監督・コーチの補強、個々の能力開発、試合前後における分析などにも取り組む。

Manchester City v Liverpool - Premier League

対リバプール戦で得点を挙げるマンチェスター・シティのガブリエル・ジェズス選手(2020年11月8日)

写真家:Clive Brunskill / Getty Images

原題:Man City’s Big Winter Signing Is a Former Hedge Fund Brain(抜粋)

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