, コンテンツにスキップする

緊急事態解除後にGoTo再開、春休みに観光業下支え-自民・世耕氏

  • 4月以降に必要性あれば「躊躇せず経済対策と補正予算」
  • 東京五輪開催に意欲、選手へのPCR検査などで競技実施は可能

自民党の世耕弘成参院幹事長は、観光支援事業「Go To トラベル」を新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言解除後に再開させ、観光業界を支えるべきだとの考えを示した。3月に解除された場合には、春休みの旅行需要も見込む。

  世耕氏は1日のブルームバーグのインタビューで、「学校が春休みに入り旅行需要が多い時期になるので、GoToキャンペーンで観光業界をしっかり支えていくことも考えていかないといけない」と語った。感染拡大で打撃を受ける観光と飲食業界に対しては、状況に応じて追加の対応策も議論する必要があるとした。

Japan’s Ruling Party Starts Leader’s Race

世耕弘成参院幹事長

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  「GoToトラベル」を巡っては、12月28日から全国で一時停止の措置が取られ、緊急事態宣言下で再開が先送りされている。先週成立した2020年度第3次補正予算では、同事業の追加費用として1兆311億円が計上された。

  政府は11都府県に発令中の緊急事態宣言の延長について、2日に専門家による諮問委員会を開き判断する。菅義偉首相は1日夜、感染者数は減少傾向にあるものの、「しばらくは警戒が必要な状況だ」と述べた。共同通信によれば、政府は栃木県を除く10都府県で3月7日まで延長する方針を固めた。

  緊急事態宣言の再発令を受けた追加の経済対策の必要性について世耕氏は、4月以降に必要性が出てくれば、「躊躇(ちゅうちょ)せずもう一度、経済対策と補正予算を追加していくということになる」と説明した。ただ現時点では3次補正と当初予算の予備費で対応可能とみている。

  今夏の東京五輪・パラリンピックに関しては、「きちんと対策を取れば、十分やれる」と開催に意欲を見せた。選手へのPCR検査を小まめに行うことなどで競技実施は可能とした上で、「人類がこれだけ苦しんでいる時期だからこそ、素晴らしいスポーツ競技を見て世界の気持ちが一つになるということは極めて重要なことだ」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE