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テスラのマスクCEO、EV電池増産をあらためて呼び掛け

  • EV生産の目標達成でバッテリー不足が主要な制限要因と指摘
  • 音声ソーシャルネットワーク「クラブハウス」で発言

電気自動車(EV)メーカー、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は1日、招待者限定の音声ソーシャルネットワーク「クラブハウス」で、ビデオゲームができるようサルの脳に電極を埋め込むことの利点や異星人の存在について議論したが、テスラにバッテリーを供給する業者に電池を増産してもらう必要性を強調する場面もあった。

  マスク氏は「われわれはサプライヤーに対し、彼らを廃業に追い込もうとしているのではなく、生産ペースを速めてもらいたいと望んでいると強調することが重要だ」と語った。

  テスラにバッテリーを供給するパナソニックと中国の寧徳時代新能源科技(CATL)、韓国のLG化学に対しては増産を求める圧力が強まっている。マスク氏は昨年9月、テスラが電池の自社生産を始める可能性を一連のツイートで明らかにし、これら3社の株価は翌日の取引で4%余り下落した。

  テスラは年間2000万台のEV生産を目標に掲げている。2020年の納車台数である約50万台の40倍だ。30年には20億台の自動車が地球上を走るとの予測があり、テスラの生産台数目標はこの1%に相当する。従ってそれを達成することは意義深く、持続可能なエネルギーの到来を加速させるという同社の基本的な目標に向け「針を動かす」ことになると、マスク氏は1日に指摘した。

  マスク氏は「われわれは自動車生産を可能な限り迅速に伸ばそうとしているが、バッテリーセル生産が主要な制限要因だ」と説明した。同氏は過去に、サプライヤーが最速ペースで生産しても、テスラが自社生産を始めない限り22年以降に大幅な電池不足に陥ると指摘していた。

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  同氏は「サプライヤーからは最大限の供給を受けているが、それでも十分ではない」とした。

原題:Elon Musk Takes to Clubhouse App to Call for More Battery Cells(抜粋)

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