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インドがコロナ対応で積極支出、財政赤字拡大へ-21年度予算を公表

  • 21年度の財政赤字目標をGDP比6.8%に設定、予想の5.5%を上回る
  • 成長率は今年度マイナス7.7%、来年度はプラス11%に回復すると予想

インド政府は1日、2021年度(21年4月-22年3月)の予算案を公表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ経済回復のための支出を目指すモディ政権の方針を反映し、財政赤字の予想以上の拡大を容認する内容となった。

  シタラマン財務相は1日の議会で、21年度の財政赤字目標を国内総生産(GDP)比6.8%に設定したと明らかにした。この数字はブルームバーグが集計した調査結果に基づく予想(5.5%)を上回る。20年度の実績は3.5%の目標より大幅に悪化し、9.5%となりそうだ。

India's Finance Minister Nirmala Sitharaman Presents Budget To Parliament

21年度予算を公表するシタラマン財務相と財務省のスタッフ(2月1日)

  インド政府は今年度のGDP成長率がマイナス7.7%に落ち込んだ後、来年度はプラス11%に回復すると見込んでいる。

  政府予算案の主な内容は次の通り。

  • 21年度の総借入額は約12兆ルピー(約17兆2200億円、ブルームバーグ調査の予想中央値は10兆6000億ルピー)
  • 設備投資の目標額は5兆5400億ルピー
  • 携帯電話部品と自動車部品、ソーラー関連品目への輸入関税引き上げを提案
  • 銀行の問題債権の受け皿となる管理会社を設立へ
  • 国内社債市場の信頼感向上のため投資適格債の買い取り会社を設立へ

Road to Recovery

India's economy seen rebounding while deficit eases

Source: Ministry of Finance, Bloomberg

Note: For FY21-22, GDP figures are from finance ministry's January 2021 Economic Survey

原題:India’s Spending Spree to Continue in Quest to Revive Growth (2)(抜粋)

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