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ドル・円は104円台後半、混乱する米株市場の動向を注視

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=104円台で推移。米ゲームストップ株などの影響で混乱した米国株式市場の動向を注視する動きに終始した。序盤は米株先物が時間外取引で下落する中、リスク回避のドル買い戻しも見られたが、先物の上昇転換でドル買い圧力は弱まった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時17分現在、前週末比変わらずの104円68銭。ここまでのレンジは104円61銭から104円84銭
  • ユーロ・ドルはほぼ変わらずの1ユーロ=1.2131ドル。ここまでのレンジは1.2120ドルから1.2145ドル

市場関係者の見方

NBCフィナンシャルマーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)

  • 米株先物の動きを受けたリスクセンチメントの強弱でドルが上下動。主要通貨に対してドルが振れる中、ドル・円はクロス円との板挟み状態になっている
  • ドル・円そのものは戻り基調で104円30銭を割れない限り押し目買いスタンスとなっていきそう。105円トライが視野も、105円台では実需勢もしっかりドル売りしそう
  • 相場の焦点はゲームストップを始めとした米株市場の混乱がどこで落ち着くか。この落ち着きどころがみえないと、米株は不安定なままでリスクオフ地合いが続きそう

りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジスト

  • ドル・円相場は米株次第で、個人投資家の取引による米株市場の混乱がリスクオフとしてどの程度続くか見極める形になりそう
  • 米株は規制面でどのような措置が取られるかどうか、見極めが必要。GAFAを中心とした米株全体で利益確定の売りを促すリスクがあるかどうかなど
  • 今は米株市場をめぐる不透明感を受けたリスクオフによって、全般的に構築されたドル売りポジションの巻き戻しが主導。ドル・円でも円ロングが巻き戻されており、リスクオフでの円高は限定的に
ドル・円と米S&P500種先物ミニの推移

背景

  • 米主要株価指数先物は一時、大幅下落も上げに転じる
    • 米S&P500種先物ミニは一時、前週末比1.3%安まで下落後、上昇に転じる
    • ダウ平均株価先物ミニも一時1.1%安の後から0.4%高に転じる
  • ゲームストップ踏み上げの悪夢、市場全体に波及の兆候ほとんどない
  • ロビンフッド、取引制限8銘柄に縮小-ウォーレン議員が規制主張
  • 日経平均株価は前週末比427円高で取引を終了
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