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債券は下落、日銀の長短金利操作巡る観測重し-あすの10年入札を警戒

更新日時

債券相場は下落。日本銀行の長短金利操作(イールドカーブコントロール、YCC)を巡って長期金利の許容変動幅が拡大されるとの観測が強まる中、あすの10年債入札への警戒感から売り圧力が掛かった。

  • 新発10年債利回りは一時、前週末比1ベーシスポイント(bp)高い0.06%と、昨年3月以来の高水準
  • 新発20年債利回りは一時1.5bp高い0.47%と、2019年1月以来の水準に上昇
  • 長期国債先物3月物の終値は6銭安の151円76銭。売りが先行し、一時12銭安の151円70銭まで下落した
新発20年債利回りの推移

市場関係者の見方

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 1月の日銀会合の主な意見で長期金利の許容変動幅拡大に関する意見が示された上、オペ月間予定で減額姿勢も確認
  • 金利が下がりにくい状況が続く見通しの中、あすの10年債入札はあまり強くなるイメージを持ちにくい
  • 一方、日銀内に変動幅拡大の意見はあるものの、実際に何ができるのかは不透明で市場はまだ半信半疑の面も

10年債入札

  • 財務省は2日に10年利付国債入札を実施する予定
  • 発行予定額は2兆6000億円程度
  • 三井住友トラストアセットの押久保氏
    • タイミングが悪く、積極的な買いは限られる可能性
    • ただ、たんたんと調整が入れば余剰資金を抱えた投資家の買いも見込まれ、構造的に入札が大崩れするこはないとみる
  • 備考:過去の10年債入札の結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.125%-0.110%0.055%0.465%0.665%0.710%
前週末比+0.5bp+0.5bp+0.5bp+1.0bp+1.0bp+0.5bp
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