東京都で769人の新型コロナ感染を確認、重症者数は高止まり
日向貴彦
更新日時
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東京医科歯科大、「変異株によるコロナのさらなる感染拡大を懸念」
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緊急事態宣言、2月7日以降の大都市での延期焦点に
東京都は30日、新たに769人(前日868人)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。重症者は141人(同147人)と高止まりの傾向となっている。
東京都のコロナ感染状況
出所:東京都
緊急事態宣言が7日に再発令されて以降、3週間以上が経過し、感染者数には減少傾向がみられるが、依然として重症者数は大きく減っていない。
読売新聞は政府が首都圏の1都3県と、大阪、兵庫、京都、福岡など大都市を対象に2月7日までの宣言の期限を延長する方向で調整に入ったと報道。日本テレビは30日夕、3月7日までを軸に検討していると報じた。
国内では海外由来の変異株の感染も相次いでいる。東京医科歯科大学は29日、同大学病院の入院患者から3つの種類の英国系コロナ変異株の感染が確認され、いずれも海外渡航歴がないため、市中感染の可能性が高いと発表。「感染性が高いことが示唆されている変異株による新型コロナのさらなる感染拡大が懸念される」としている。
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