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【欧州市況】株下落、週間で10月以来の大幅安-フランス債など軟調

29日の欧州株は下落。デイトレーダーに仕掛けられたヘッジファンドによるショートカバーで売り長の銘柄がこのところ上昇していたが、この日は反落した。

  ストックス欧州600指数は1.9%安で終了。全ての業種が下落した。週間では3.1%安と昨年10月以来の大幅下落。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)強化やワクチン接種の遅れ、米国株のボラティリティーが問題となる中で、月間でも3カ月ぶりに下落した。

  この日は、ゴールドマン・サックス・グループによる欧州で最も売り長の銘柄で構成されるバスケットが下落。ドイツの電池メーカー、ファルタ、ポーランドのゲーム開発会社CDプロジェクトがそれぞれ16%を超える下げとなるなど、これまで買いを集めていた銘柄が後退した。

  レイモンド・ジェームズの欧州担当ストラテジスト、クリス・ベイリー氏は「1月末は11月や12月に利益が出ている場合を中心に、利益確定の時期になりやすい。少しの売りが、さらなる売りを誘うこともある。だが、28日に一部の取引で見られたように、買いの好機にもなり得る」と語った。

Stoxx 600 is testing its short-term average for first time since November

  欧州債市場では、ドイツ債とフランス債が下げを削った。イタリア債は小幅安だった。

  短期金融市場が織り込む欧州中央銀行(ECB)の5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げの時期は9月と、28日の7月から後退した。ECB政策委員会メンバーでアイルランド中銀総裁のマクルーフ氏は、現時点で利下げの必要はないとの考えを示した。

  来週の長期債発行にも注意が向かった。2月4日にフランスは10年債、15年債、20年債、30年債を合計110億ユーロ発行し、スペインは3年債、5年債、10年債の入札を実施する予定。

  ドイツ10年債利回りは2bp上げてマイナス0.52%、フランス10年債利回りは3bp上昇のマイナス0.28%。イタリア10年債利回りは1bp上昇の0.65%。

原題:
European Equities Deepen Weekly Slump as Shorted Stocks Decline(抜粋)

Semi-Core Bonds Lead Euro-Area Drop; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

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