米中古住宅販売成約指数、4カ月連続の低下-物件値上がり響く
Julia Fanzeres
更新日時
昨年12月の米中古住宅販売成約指数は、4カ月連続で前月比低下した。物件価格の上昇で住宅市場の勢いが鈍る中、中西部での落ち込みが一段と大きくなった。
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統計の発表元である全米不動産業者協会(NAR)のチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「供給が顕著に増えていない中で需要が高止まりしており、それが住宅価格を押し上げている。物件価格は当面、さらなる上昇圧力を受けるとみられる」と資料で分析した。
地域別では中西部が前月比3.6%低下と、4カ月連続のマイナス。最大地域の南部は0.1%上昇にとどまった。西部は横ばい、北東部は上昇した。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:U.S. Pending Home Sales Fall as Elevated Prices Slow Momentum(抜粋)
(統計の詳細やNARのコメントを追加して更新します)
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