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米個人消費支出、2カ月連続で減少-追加経済対策で所得は増加

更新日時

2020年12月の米個人消費支出(PCE)は2カ月連続で減少した。一方で新型コロナウイルス対策の拡大を追い風に、個人所得は増加。ウイルス感染の動向が引き続き個人消費に影響していることが浮き彫りになった。

キーポイント
  • 個人消費支出は前月比0.2%減
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想の中央値は0.4%減
    • 前月は0.7%減(速報値0.4%減)に下方修正
  • 個人所得は0.6%増-市場予想は0.1%増
U.S. personal incomes exceed forecast on transfer payments, firm wage growth

  一部の州や都市で事業や個人の活動制限が再導入されたことで、娯楽やホスピタリティー業界で50万近い雇用が失われ、支出が抑制された。

  個人所得は12月下旬に議会で可決した約9000億ドル(約94兆円)規模の追加経済対策による恩恵を既に受けた。同法案には追加の直接給付や週300ドルの失業保険上乗せ給付が盛り込まれた。こうした追加所得はこの先の支出を支える見通しだ。

  貯蓄率は13.7%に上昇。政府の給付金を背景に4月に過去最高水準に上昇して以来、初のプラスとなった。

  インフレ調整後の実質PCEは0.6%減。前月は0.7%減だった。

  金融当局が公式にインフレ目標の基準としているPCE総合価格指数は、前年比で1.3%上昇。食品とエネルギーを除くコア価格指数は同1.5%上昇した。総合、コアともに前年比で3カ月ぶりの大幅な伸びとなった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Household Spending Falls, While Stimulus Boosts Incomes(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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