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ヘッジファンドに人気の取引が再び奏功、過去最悪の日から一転

  • ヘッジファンドのお気に入り銘柄連動ETFは4%上昇、大型株堅調
  • ヘッジファンドに関する懸念は薄れた-CMCのマッデン氏

リテール(小口)投資家集団にとってうれしいことではないが、機関投資家を今週悩ませてきた全ての動きが28日に逆回転した。

  ヘッジファンドが好む弱気の賭けには利益が出たし、ウォール街で最も嫌われていた銘柄はやっと急落した。アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトなど疑問視されていた銘柄が大型株の上げを主導した。

  ビデオゲーム小売りチェーンのゲームストップの株価が通常取引で一時68%下落し、ゴールドマン・サックス・グループの指数によれば、空売り残高上位銘柄は今月の上昇率は39%に縮小した。一方でヘッジファンドのお気に入り銘柄(GVIP)の動きに連動する上場投資信託(ETF)は4%上昇した。

  ヘッジファンドの人気ポジションに対するデイトレーダー集団による総攻撃で相場が今週激動したのに比べれば、28日の反転はささいに見えるものの、機関投資家へのレバレッジ解消圧力がピークを打ったことを示している可能性がある。

Most-shorted stocks halt an epic rally while hedge-fund darlings bounce back

  投資アプリのロビンフッド・マーケッツやオンライン取引プラットフォームのインタラクティブ・ブローカーズ・グループなどは、オンライン掲示板「レディット」のフォーラム「WallStreetBets」で人気化したゲームストップやAMCエンターテインメント・ホールディングスなど複数の銘柄の取引を制限した。

  CMCマーケッツのアナリスト、デービッド・マッデン氏はリポートで、「ヘッジファンドに関する懸念は薄れた」とし、トレーディングアプリの制限が「不安要因を後退させた」と指摘した。

  空売りの失敗で痛手を被ったヘッジファンドは27日、市場から急ピッチに資金を引き揚げた。そのペースはゴールドマンのプライムブローカレッジ部門による2008年のデータ追跡開始以来で最速だった。ゴールドマンのデータによれば、ロングとショートの両方で打撃を受けたヘッジファンド運用者らは、市場全体のリターンに対する超過収益を表すアルファがマイナス3.1%と、過去最悪となっていた。

原題:
Hedge Funds’ Trades Are Working Again After Worst Day in History(抜粋)

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