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トルコ中銀総裁、2023年まで金融引き締め継続の意向示す

  • 21年末のインフレ見通しを9.4%に据え置き
  • 利下げについて言及は時期尚早-アーバル総裁

トルコ中央銀行のアーバル総裁は28日、インフレ率が目標の5%に減速すると見込まれる2023年まで金融引き締め政策を継続する意向を示した。昨年11月の総裁就任後に利上げに転じて以降、最も明確なタイムテーブルを示した格好だ。

  この方針は、アーバル氏が前任のウイサル氏のように借り入れコストを性急に引き下げる可能性があるとの懸念を和らげた。28日の外国為替市場で、同総裁の発言後にリラは対ドルで一時の下げから反転。新興国通貨の中で最大の上げとなった。

  アーバル氏は最新のインフレ見通しも発表。人件費の最近の上昇や国際商品価格の押し上げ圧力にもかかわらず、2021年末のインフレ見通しを9.4%に据え置いた。22年末までにインフレ率が7%まで鈍化し、23年に公式目標である5%まで抑制されると見込んでいる。

Real Appeal

Turkey's key rate adjusted for inflation is one of the world's highest

Source: Central bank and official data, Bloomberg

  

  アーバル総裁はビデオ形式の会議で、「利下げについて言及するのは時期尚早だ」と指摘。中銀は先週、主要政策金利を17%で据え置いた一方、必要であれば、追加の引き締めを行う方針を示した。アーバル総裁の就任以降、中銀は合計で6.75ポイントの利上げを実施している。

原題:Turkey’s Rate Hawk Spreads Wings With Inflation Talk Aiding Lira(抜粋)

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