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10年金利のある程度の範囲の変動、金融安定に資する-日銀意見

更新日時
  • YCCやETF購入のより弾力的でメリハリのある運用が重要-意見
  • 金融仲介機能や金融市場の機能度への副作用を点検すべきだ-意見

日本銀行が29日に公表した20、21日の金融政策決定会合における主な意見によると、3月会合をめどに結果を公表する政策点検について、ある出席者は「10年物国債金利が上下にある程度の範囲で変動することは、市場機能を通じて金融機関の運用ニーズを満たすことで金融システムの安定に資する」と述べた。

  会合では、新型コロナウイルス感染症への対応を含む金融緩和策の維持を決定。緊急事態宣言の再発令を受け、景気の現状判断と2020年度の実質経済成長率の見通しを下方修正した。会見で黒田東彦総裁は、政策点検に関し「経済・物価・金融情勢の変化が起こった際に、機動的に対応できるようにしておく必要がある」と話した。

他の主な意見
  • 長期金利が変動しやすくなった場合でも、経済活動に与える影響は限定的
  • 点検の主眼は副作用対策ではなく、いかに効果的な対応を機動的に行うかにある
  • YCCやETF購入のより弾力的でメリハリのある運用が重要
  • 金融仲介機能や金融市場の機能度への副作用、その累積的性質も踏まえ改めて点検すべきだ
  • 情勢変化への機動的な対応も問題意識の一つ
  • 政策点検と合わせて、物価目標達成の今後の戦略検討が必要
Bank of Japan Headquarters Ahead of Rate Decisions

日銀本店

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

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